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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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えー、「アカメ保護条例を 市民団体が県に要望」のコメント欄にも
ありますように、その団体に属して県へ物言いに行ったうちの一人に
話を聞いてきました。

「幼魚は護らないと、現状でも危険な状況なんですよ!」

と熱く語る彼。

ワシ「じゃあ、どうやって護るんだ?」
彼 「だから条例を・・・」
ワシ「例えばコアマモ場を~云々ということか?」
彼 「そうです!コアマモ場周辺を全ての採集行為禁止にして・・・」
ワシ「じゃあ、そういう提案をしたとしよう。
   コアマモ場を幼魚採集禁止にするためには、県内のコアマモ繁殖地を
   ピンポイントで公示する必要があるな。『ここは採集禁止ですよ!』
   というためにはまず最初の段階でそれが必要だ。そうすると、当然そこに
   密漁する奴がでてくる可能性大やな。プレミアム付きで闇販売や。


   で、誰が取り締まるんだ???」

試合終了。

久しぶりに頭の悪い人と話をして疲れた。
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無題
彼らの考えを整理するとこんな感じでしょうか。
1.成魚はかなりの数がいるので今のところレッドデータに載せて条例で保護する必要はない。
2.しかし幼魚はその生態などから捕獲圧が高まれば減少する可能性が高く、保護を必要とする。
さて彼らがこれらを主張するのであれば少々おかしなことになるんですね。なぜなら将来的に減少傾向にあるというならそれはレッドデータに載る対象になるからです。「幼魚は護らないと、現状でも危険な状況なんですよ!」と言うからには甘めに見積もっても準絶滅危惧くらいには該当する要素があると思われます。となるとますます成魚の指定に反対する理由がなくなってくる。レッドデータは親だから外すとか幼魚だから入れるとかいった区別をしませんから。このように矛盾している言動をしている限り他の環境保護団体とくに行政との対話に長けた団体からの援護は望めそうにないし、行政からも「分かってねえなこいつら」と見られまともに相手をされなくなると思うんですけどね。

2008/02/02(Sat)23:39:09 編集
梨さんへ
非常にきちんとまとめて戴いたので、ワシの書くツッコミどころが
ないんですが。

外来魚問題を含め、今までのことを走馬灯のように(爆)思い出してみてください。
それでも彼らは自己の主張に正当性があると妄信しています。
そういう事例をワシらは飽きるほど観てきました。

彼らはあくまでカウンターでしか思考を機能させられないようです。

まず原理原則を行政側が提示するわけです。
そして、「それが間違っている」というのが
まず自己の主張の根幹にある。
しかし、原理原則から発生する論述及び定義付け等を
新たな視点から指摘できもしない。

何故なら、全ては行政側の主張や権威付けに依存・寄生している
からです。つまり、“原理原則の否定”という行動すら、行政側の
正当性をより強固なものにしている。

行政側が提示する原理原則を一定尊重しつつも、彼らの
気がつきにくい視点から問題提起とその現実的解決を提示する。
それがいわゆる一般市民に対する行政側の期待でもあるでしょう。

「知性=解決能力の決定的欠如」を感じます。

しかしながら、現実問題として解決能力が欠如しているからこそ、
声高らかに勝利宣言を行って己がプライドを保持し続けることが
市民運動という、全くの手段の目的化を正当化する人々は
厳然としてこの世にたくさんいるわけです。
外来魚のように予算をとって駆除するわけにもいかん(悪)。
まあ、彼らは在来魚を食うわけでもないし、現実に対しては
外来魚以上に無力。

有史より、その繰り返しが人間社会の常であるのでしょう。
ぴ~2@細川裕史 2008/02/03(Sun)21:00:49 編集
ぴ~2さんへ
>非常にきちんとまとめて戴いたので、ワシの書くツッコミどころが
ないんですが。
お褒めいただき光栄です。しかし彼らはこれからどうするつもりなのやら・・・。一番いいのは素直に皆に頭をさげることなんでしょうが(さもなければ現時点でほぼ自爆決定)できるのかね~と思ってしまいます。とにかく巻き込まれた方々にはご愁傷さまとしか。
 
話は変わりますが昨日NHKで土佐の鯨のことが放送されていましたね。
ああいうのが見られるってうらやましいです。いつか行ってみたいですね。
2008/02/04(Mon)09:08:23 編集
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プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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