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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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一昨日は四万十市へ。
小津賀がサニーマート中心に郊外型店舗の集積が進んでいて、
いろんな意味で地元への利便性がよくなったみたい。

チーム・サブマリンの皆さんにお話を伺う。

「これからについてどうしたほうがいいか」について。

【1】行政と学者さんとの自発的連携
【2】ムリはしない。アマチュアの領域を超える活動をまず課して
しまうと、人がついてこない。


【1】については、これからもうちょっと話を煮詰めて後、例えば
高知大の木下先生へ連絡を取って、専門家としての意見、見解を直接伺う・・・
というようなことである。
アカメだけでなく、Lates属に関しての蓄積データの編纂は日本で随一なのだから、
生兵法と憶測で時間を潰すよりもまず聞いてみて、データの蓄積に
ついてダメなところはダメ、マシなところはマシという取捨選択の
基準を明らかにしてもらうことが重要である。
まあ、全部ダメかもしれんけどね。聞いてみにゃわからん。

僕は人と会って話を調整するのが苦ではないので、謙虚な気持ちで
臨みたい。

どちらかというと、“釣り人サイド”喫緊の問題としては【2】である。

「アカメ・ミーティング」。
盛況のように終わったが、一般参加者は不完全燃焼の感を拭えなかった
ようなのである。
長野さんや僕、主催者側は当然成功して達成感もあったわけですが、
受け手の側としては必ずしもそうではなかった。
まあ、考えてみれば主催者側は自分のいいたいことを主導権を持って
伝えたので、そりゃ充実感はあったわけだ。
また、話の落しどころとしても、あの時点では結構よかったと考える。

ところが、今現在は若干事情が違ってきており、とりあえずアカメの選定に
関しては保留状態が明らかになっている。
そこで対行政・学者さん向けのアピールとして釣獲データの任意提出等が
挙げられもしているが、それに対しての根源的疑問が呈された。

「僕らは釣り人やないがかえ?」

・・・釣り人は釣り人らしゅうしたらいかんがやろうか?
ムツカシイ言葉をつこうて、学者の先生とツノつき合わせて喧嘩せにゃ
いかんがやろうか。ぼくらぁはたまに出会うアカメに対してきちんと
接したいだけながやけんど、それじゃあいかんがやろうか?

はしょっていうと、上のような内容である。

僕個人はそれでも十分だと考えますが、それが十分か十分でないかは
諮らないと分からない。憶測で決まる性質の事項ではない。

そして
【3】また会合はやる。
内容は“・・・釣り人は釣り人らしゅうしたらいかんがやろうか?”という、
当に『釣りの行方』らしいものにしたい。
データ云々に関しては専門の先生に聞くとして、釣り人のエゴはどこまで
世の中へ通用するのか。
アカメ釣り人の心掛けるリリースとは。道具とは。フィールドとは。

前回アカメ・ミーティングが行われた後に、皆が「もっと話したかったこと」

それを忌憚なく吐き出してみれば、また釣り人なりの独自の何かも
見えてくるかもしれない。
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全釣り協さんのHPを見たら、タイトルの事項について
記載されていましたので、まずは覚書まで。

今度の3月5日、四万十へ行って話し合いをしてきますが、
これについても若干の関わりがあります。
高知県には全釣り協のメンバーがいないので、アカメ釣りに
対して取り組んでいる地元釣り団体に諮る必要ありとのこと。

改めまして、このような決議を行って頂いた
全釣り協の皆様方に感謝の念を顕すものであります。
どうもありがとうございます!


・・・今日はギターウルフのライヴがあるので、それに
専念してきます・・・
現在 手持ちのカードの確認とカードが増やせるかどうかを諸所調整中です。
ワンペア ツーペア スリーカード、はたまたフラッシュ ストレート。

勝ち負けではなく、アカメを取り巻く関係者全てにとって理と利が伴う
「役」作りです。
今日は県外から心強いエールとプッシュ、また他方で検討会議での詳細等も
一報戴きました。ありがたいことです。

その後、気晴らしに竿を持って出かけましたが、釣れませんでした。
勝敗は兵家の常。むしろ後始末が大事です。
対案として釣り人側からできるだけ多くの実現可能な建設的提案が
為されるどうか。それが今後のアカメ釣りの行方を左右するのでしょう。




とにかく実態調査はしなければならないので、それについての
諸所調整、また高知県側への提案等も含めてまた会合を行わなければ
ならないかもしれません。

その前にまず僕個人として、如何にアカメに対して熱い想いを
持っていようが、

『調査協力などの名目での釣りは、協力のために釣らないと
いけないなどプレッシャーで、それほど面白くはないかもしれませんね。
また、もし、可能でもごく一部の釣り人でしょう。』

ということを言われる方に、同席の必要を全く感じません。
もし何か積極的に行動を起こされるのであれば、自ら全てを
献立てされれば宜しいでしょう。
自分でちゃぶ台ひっくり返して知らんぷりするような人は
また同じことを繰り返します。
分かっていて手を差し伸べるほどお人よしではありません。
最終的に皆が迷惑する。

以降、アカメに関するトピック的な事柄は25日あたりから
Wikiで蓄積していくつもりです。
このブログはあくまで釣り全般の諸問題を扱うものですので。
2月19日現在パブコメの受付が終了しましたので、自分の送付した意見を
以下に掲載します。

「県指定希少野生動植物の指定候補種案:アカメ」について

現在検討に当たっております県指定希少野生動植物の指定候補種、
その中でもアカメについて意見を記述します。

(1)
基本的な考え方と致しましては、安芸市在住の長野氏・高知大学
町田氏が纏められた論述検討資料
【アカメは高知県絶滅危惧種に該当するのか?】
http://www1.ocn.ne.jp/~akame/Categories_nokentou.html
に沿うものです。

絶滅危惧種1A類というカテゴリー設定に関しての疑義としては、
高知新聞夕刊2007年2月7日版記載記事
「浦戸湾探牽記③ 絶滅危惧に指定した男」文中にも明確に顕れています。
岡村収・高知大学名誉教授の一連の発言内容は練達した学究・及び
社会的地位が確立している公人のものだとは思えません。
たまたま私はこの記事が掲載された次の日、この連載の取材日でした。
そこで担当記者さんへこの件について何らかのバイアスが掛かって
いるのではないかという問いを行いましたところ、ご本人が発言内容に
ついては正確を期すようにと念押しされたということです。
ということで、文脈及び論理構成としてはあの記事に準ずる流れで
決定したのであろうと思います。

その件に関しては、是非岡村先生の個人名で「感性的な判断」について
高知県民に対する明快な説明をお願いしたいですし、公人として当然の
説明責任の義務発生であります。おおよそ免れ得る類のものではありません。
今回の検討につきましては、公人としての説明責任が万民の眼に分かる形
で反映されるものと期待致します。

(2)
2点目は現場で起こりうる諸問題について申し述べます。
この20年ほどの間に、アカメは遊漁者にとっての憧れとして神話化されて
きました。毎年多くの人々が夢を抱いて高知を訪れ、去り、再びやってきます。

法は周知徹底されてこそ本来持つ拘束力の発現が明らかとなります。
今回我々釣り人側も未然のトラブルを防ぐように、できるだけ多くの人々や
コネクションにお願いして、この件について周知を図るよう努力してきました。
しかしながら、果たしてそれが十分だったかどうかは疑わしいところです。
(社)全釣り協によれば、高知県側の要請として
「アカメの記事は載せないで欲しい」
という釣りメディアへの要望があったと聞きます。

僕個人はこれは言論統制なのだろうかとも思うのです。

例えば、規制該当種になってから
「高知県はこういう理由でアカメを釣る目的での採捕は認められなくなりましたので、
釣りメディアの皆さんに協力して頂いてその周知をお願いします」
なら筋道は通るわけです。
ところが、まだ条例で決まっていない段階で早くも該当決定かのごとき通達を
メディアへ出すのは非常に矛盾があるのではないでしょうか。
「アカメ・ミーティング」開催前に県の方の出席をお願いした時に、
言を翻して出席を拒否されました。
大人の事情という分別も理解しますのでこちらは了承しましたが、
その反面で「やはり決め打ちか」という疑念と誤解を生じさせる
ような振る舞いは厳に慎んで頂きたいと思います。
我々は行政のルールに適応した形で、この夏より対応してまいりましたが、当の
行政内部の処理に穴があるのでは、我々も気張った甲斐がありません・・・

つまり、現状周知が図られていない状態でいきなり罰則付きの法対象として
機能するのは一般論として如何なものでしょうか。
確かにより現場サイドからすれば、アカメを取り締まる人員も金銭的余裕もなく、
実際に捕まるなどということは考えにくいのかもしれません。
しかし、それは「ザル法」であることを露呈し、行政に対する社会的信用を
失墜させるだけでしかないのであります。
もし当該種入りした後、県外から来た無辜のアカメ釣り人が警察のお世話に
なったとしましょう。通報者がいれば警察も拘束せざるを得ません。
もし彼が本当に何も知らず、年休を取って高知へ夢を追いかけに来ただけで
あるとするならば、これは大いなる悲喜劇であります。
我々地元の釣り人側にも一端の責任はあると思いますが、
我々は我々のできる範囲内で必死に周知徹底をしてきました。
しかし実感としてまだ足りないのを痛感しております。
できるだけ猶予を頂ければと思います。

上の件の派生事項ですが、特にアカメを対象魚として釣っている人々は
釣り人の中でも「無辜」の度合いが非常に高いのであります。
魚体に対するあらゆるダメージについて、これだけ気にしている釣り人たちは
他に類をみません。
確かに釣りは魚を引きずり回す愚かな行為ですが、その反面対象魚に対する
想いの深さもまた尋常ではありません。
その此岸彼岸の狭間で高度のバランスで成立しているのが
高知のアカメ釣りであろうと考えます。
そういう「無辜」を一律法の楔に拠って罰則対象にするのは果たしてどうなのか。

・・・・

以上の論述に即しまして、以下お願いです。

○アカメの扱いについて
「生体の損傷を目的としない再放流については罰則の対象としない」
という内容の一文を掲げていただきたい。

○または、学術目的の県知事裁量・調査採捕について、
スムーズな手続きを行えるような申請書類の提示を
できるだけ早く提示願いたい。

です。よろしくお願い致します。

なお、アカメ・ミーティング参加者有志で、
これからも行政・研究者・県民という有機的な繋がりと
協働の意思を以って、如何なる結果が出ようとも
アカメの保全に努めていくように努力していきたいと思います。
プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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