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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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2月19日現在パブコメの受付が終了しましたので、自分の送付した意見を
以下に掲載します。

「県指定希少野生動植物の指定候補種案:アカメ」について

現在検討に当たっております県指定希少野生動植物の指定候補種、
その中でもアカメについて意見を記述します。

(1)
基本的な考え方と致しましては、安芸市在住の長野氏・高知大学
町田氏が纏められた論述検討資料
【アカメは高知県絶滅危惧種に該当するのか?】
http://www1.ocn.ne.jp/~akame/Categories_nokentou.html
に沿うものです。

絶滅危惧種1A類というカテゴリー設定に関しての疑義としては、
高知新聞夕刊2007年2月7日版記載記事
「浦戸湾探牽記③ 絶滅危惧に指定した男」文中にも明確に顕れています。
岡村収・高知大学名誉教授の一連の発言内容は練達した学究・及び
社会的地位が確立している公人のものだとは思えません。
たまたま私はこの記事が掲載された次の日、この連載の取材日でした。
そこで担当記者さんへこの件について何らかのバイアスが掛かって
いるのではないかという問いを行いましたところ、ご本人が発言内容に
ついては正確を期すようにと念押しされたということです。
ということで、文脈及び論理構成としてはあの記事に準ずる流れで
決定したのであろうと思います。

その件に関しては、是非岡村先生の個人名で「感性的な判断」について
高知県民に対する明快な説明をお願いしたいですし、公人として当然の
説明責任の義務発生であります。おおよそ免れ得る類のものではありません。
今回の検討につきましては、公人としての説明責任が万民の眼に分かる形
で反映されるものと期待致します。

(2)
2点目は現場で起こりうる諸問題について申し述べます。
この20年ほどの間に、アカメは遊漁者にとっての憧れとして神話化されて
きました。毎年多くの人々が夢を抱いて高知を訪れ、去り、再びやってきます。

法は周知徹底されてこそ本来持つ拘束力の発現が明らかとなります。
今回我々釣り人側も未然のトラブルを防ぐように、できるだけ多くの人々や
コネクションにお願いして、この件について周知を図るよう努力してきました。
しかしながら、果たしてそれが十分だったかどうかは疑わしいところです。
(社)全釣り協によれば、高知県側の要請として
「アカメの記事は載せないで欲しい」
という釣りメディアへの要望があったと聞きます。

僕個人はこれは言論統制なのだろうかとも思うのです。

例えば、規制該当種になってから
「高知県はこういう理由でアカメを釣る目的での採捕は認められなくなりましたので、
釣りメディアの皆さんに協力して頂いてその周知をお願いします」
なら筋道は通るわけです。
ところが、まだ条例で決まっていない段階で早くも該当決定かのごとき通達を
メディアへ出すのは非常に矛盾があるのではないでしょうか。
「アカメ・ミーティング」開催前に県の方の出席をお願いした時に、
言を翻して出席を拒否されました。
大人の事情という分別も理解しますのでこちらは了承しましたが、
その反面で「やはり決め打ちか」という疑念と誤解を生じさせる
ような振る舞いは厳に慎んで頂きたいと思います。
我々は行政のルールに適応した形で、この夏より対応してまいりましたが、当の
行政内部の処理に穴があるのでは、我々も気張った甲斐がありません・・・

つまり、現状周知が図られていない状態でいきなり罰則付きの法対象として
機能するのは一般論として如何なものでしょうか。
確かにより現場サイドからすれば、アカメを取り締まる人員も金銭的余裕もなく、
実際に捕まるなどということは考えにくいのかもしれません。
しかし、それは「ザル法」であることを露呈し、行政に対する社会的信用を
失墜させるだけでしかないのであります。
もし当該種入りした後、県外から来た無辜のアカメ釣り人が警察のお世話に
なったとしましょう。通報者がいれば警察も拘束せざるを得ません。
もし彼が本当に何も知らず、年休を取って高知へ夢を追いかけに来ただけで
あるとするならば、これは大いなる悲喜劇であります。
我々地元の釣り人側にも一端の責任はあると思いますが、
我々は我々のできる範囲内で必死に周知徹底をしてきました。
しかし実感としてまだ足りないのを痛感しております。
できるだけ猶予を頂ければと思います。

上の件の派生事項ですが、特にアカメを対象魚として釣っている人々は
釣り人の中でも「無辜」の度合いが非常に高いのであります。
魚体に対するあらゆるダメージについて、これだけ気にしている釣り人たちは
他に類をみません。
確かに釣りは魚を引きずり回す愚かな行為ですが、その反面対象魚に対する
想いの深さもまた尋常ではありません。
その此岸彼岸の狭間で高度のバランスで成立しているのが
高知のアカメ釣りであろうと考えます。
そういう「無辜」を一律法の楔に拠って罰則対象にするのは果たしてどうなのか。

・・・・

以上の論述に即しまして、以下お願いです。

○アカメの扱いについて
「生体の損傷を目的としない再放流については罰則の対象としない」
という内容の一文を掲げていただきたい。

○または、学術目的の県知事裁量・調査採捕について、
スムーズな手続きを行えるような申請書類の提示を
できるだけ早く提示願いたい。

です。よろしくお願い致します。

なお、アカメ・ミーティング参加者有志で、
これからも行政・研究者・県民という有機的な繋がりと
協働の意思を以って、如何なる結果が出ようとも
アカメの保全に努めていくように努力していきたいと思います。
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ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に惑わされない
ようにしなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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