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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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アカメ保護条例を 市民団体が県に要望
高知新聞 2008年01月22日09時30分


【以下引用】
>高知県内の釣り人や研究者らでつくる市民団体
>「アカメと自然を豊かにする会」(長野博光会長)が
>二十一日、「県アカメ保護条例」の制定を高知県などに要望した。
>条例には販売を目的とした幼・稚魚の捕獲禁止や県魚指定などを
>盛り込み、「貴重な魚を絶滅させないようにすべきだ」と求めた。
【引用 終】

ブログはだいぶご無沙汰ですが、東洋町の町長さんウォッチ
現在主眼となっていたので、釣りのことはおろそかになってましたね。
寒いから釣りに行く気もしない。しかし、熱心な人は連日出撃して
スズキなどの釣果を出しているようです。かなわねえ。

さて、タイトルの記事です。
他にもカツオ漁の漁獲量自主制限やら、長野県のリリース禁止やら
取上げたいネタはあるのですが、ヤスタロウさんLOVEモードから
徐々にリハビリをしていこうと思うので、まずは自分にも一端の
責任があるアカメネタから。

一言で言うと、「マッチポンプ&オナニー」

『貴重な魚を絶滅させないようにすべきだ』
→それでは高知県希少種保護条例のアカメ選定に反対する理由が無い。

と、いうことになる。

一見まともそうに見える提案ですが、先に全く同じコンセプトの条例が
施行されている以上、新たに同じ枠組みを作る提案自体が
税金の無駄遣いを示唆

反対しておいてほとんど同じ内容のものを出してくる。
自作自演も良いところで、一般社会人の活動としては0点以下。

長野さんのHPにその提案内容が示されていますが、
基本的に県希少種保護条例で全て包括できる内容なのである。
と、なると県の担当部局としては出された提案は県民の意見として
恭しく承っておかねばならないが、正味の話
「いやいや、おまいらwwwちょwwww待てwwwwwwwwwww」
じゃ、何で反対したんだよ?というのが関の山でしょうな。

担当部局としては、アカメだけを特別扱いする公益性なんぞ
認められるはずもない。
アカメもヤイロチョウもコアマモも須らく同等の一貫した価値判断を
しなくては県民全体への説明とならないからである。


別件ではあるが、長野さんの掲示板上の発言でも致命的といえる部分がある。
僕としては何故にあえてあのようなことを書いたのか、未だに不可解なのだが。

既に時効だと前置きした上で、シラスウナギの密漁で一晩に××万円稼いだ旨、
自分のHPの掲示板上で告白されている。

・・・・

その稼いだカネはどこから出ているのか。
どういう人間が間に入って利を得ているのか。
皆周知の事実である。
いわゆる暴力団の皆さんの非合法な収入源。


まあ、あんましこういうのを書きたくはない。
「身内以外に結構優しく、身内にかなり厳しい」という芸風ですがね。
釣りというのは一歩間違えれば欲望の底なし沼に陥って歯止めが利かなく
なる遊びだし、またそういう性向の強い人が釣りにハマるのだから、
自己責任の範疇で一定のお目こぼしもやむを得ないと身内ならではの
甘さも持っているつもりだ。
だからこそあえてしばらくブログ更新せずに様子見していたわけだが・・・
しかしながら身内でない人間から観れば、それは全く通用しない。
越えてはならない一線を軽く越えている。


特にシラスウナギの密漁なんてのは高知県の内水面漁業の最も深い暗黒面
であり、それに乗じて個人的な利益を上げていた、と公言する人物を
行政側が信用すると思うのだろうか。
ぶっちゃけアカメの幼魚商業捕獲よりも
2万%(by橋下大阪府知事候補)YABAIだろう。

僕なんざツッコミどころをできるだけなくすため、
歩行時の信号無視もしないぞ(爆)

それが法治国家における社会規範の仕組みだからね。
遵法精神の欠如を公言した人間が新たな法の枠組みを提示するなど
三流喜劇以外の何であろう。

個人的には、広げてしまった風呂敷を畳む責任。
紙上へ出て顔を晒した三人はほぼ同等にかなり重い社会的責任が
発生している・・・
(公器に顔を晒して行政に物申す→そういうリスクが必ずおまけについてくる)
時間を掛けてでも行動と発言の社会的責任を必ずとってほしいと思います。
知らんふりして逃げてもいいんだが、一人前のオトナとして、
良識ある社会人として釣り人として、土佐っぽとしてカッコ悪いやね。

、、、しかし、
新聞本誌での記事の長野さんの主張、僕のアカメ・ミーティングでの発言の
丸パクリなんだが(苦笑)そりゃ某先生も怒るわなw

追記。
環境団体「幼魚保護目指せ」/県「やるなら成魚も対象に」読売新聞

想定の範囲内ですが、高知新聞という地方紙ではなく全国紙に恥晒しやがった・・・
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事の経緯が理解できました
結局、一言で言うと藪蛇だったわけですね。
 アカメ釣りをしていて、楽しいのは、釣った時の感動以上に、シーズンになると様々な県外の人と知り合いになれることです。高知、愛知、香川、大阪、愛媛、兵庫・・・みんなマナーもいいし、釣りも上手いですから。地元から見ても羨ましいフィールドです。高知が何時までも今のような素晴らしい釣場であることを心から祈っています。
ルノワール 2008/01/23(Wed)22:50:09 編集
ルノワールさんへ
コメントどうもです。

>アカメ釣りをしていて、楽しいのは、釣った時の感動以上に、
>シーズンになると様々な県外の人と知り合いになれることです。
>高知、愛知、香川、大阪、愛媛、兵庫・・・
>みんなマナーもいいし、釣りも上手いですから。

そうですね、僕は今までアカメを対象魚として来たことが
無かったのですが、(今年からは頑張ってみます)
やはり友達には釣りキチが多く、2週間車に泊り込んで~
とか、今年は家の離れの部屋を貸して一ヶ月住んで
もらったりとか(爆)、そういう世話をするうちに、
「・・・釣り禁は・・・」と想うところあって
行動に移したわけです。
アカメがどうとかより、アカメが好きで高知に来てくれる
人が好き、というところですね。ぶっちゃけ。

今回ヘタ打った連中は、僕からすると「アカメ原理主義」が
極まってある意味『アカメカルト』とでもいうべき主張に
陥っています。オープンな社会性を持ち合わせてない
ということが今回全国紙で報道されました(泣)

口では「釣り人のため~」とかキレイゴトを言っている
かもしれませんが、社会との非親和性は記事と結果が
伝える通りです。
まあカルト化している以上、今後行政からは実質相手に
されないでしょう。

あちらで書かれていたように、幼魚云々は実務面で非常に
困難ですね。
特にアカメだけ抜き出してこれを守れっつったら、新たに
アカメオンリーの予算をつけなくてはならないし、費用対
効果なんか試算しようが無い。

・・・その程度の頭脳の人間がアカメを盾に行政に噛み付いて
いるのが高知の自然とアカメ釣りにとっての本当の不幸
かもしれませんね・・・
ぴ~2@細川裕史 2008/01/24(Thu)00:13:24 編集
無題
なんというかまあ釣り人の欲望に忠実な主張ですね。いま使ってる資源の利用を規制されるのはいやだけど、未来の資源が自分たち以外に使われるのはいやというのは釣り人のエゴまる出しと受け取られるでしょうね。県としてみれば稚魚を産むのは親なんだから親もいっしょに保護対象にすれば手間が省けて楽なのに何でいまさらこんなのもってくるの?といったところでしょうか。彼らとしてみれば自分たちはサンプルを採取してくるんだから成魚を捕獲することに正当性があると思っているのかもしれませんが、周りがそういう好意的な解釈をしてくれるとは限らないのに何故あえて今、地雷を踏みに行くんでしょうね。
2008/01/24(Thu)11:55:55 編集
梨さんへ
我々は外来魚問題での各種団体・論客の死屍累々を体験してきて、
「どう考えたってダメに決まっとるだろ!?」というかなり確度の
高い経験則が常時機能しています。
いわば、戦火を長年掻い潜ってきて生存のためのセオリーが無意識に
働くようなもので、甘っちょろい希望的観測が世の中に一切通用しない
ことを体験的に知っている。

ところが、彼らは外来魚問題の時などは対岸の火事として何ら学んでは
いません。馬鹿なバサー共と世の中の戦いだと思っていた。
自分達はアカメという価値のある魚に相対してるわけで、外来魚なんぞ
という汚れた魚に興味のある奴らは釣り師(釣り人ではない?)とは
認めていないという気風があります。
独りよがりな主張をするアカメ釣り師(釣り人ではない?)に多い傾向。

そうではなく、
『特定の魚種に特別な価値を見出し、他人にその価値を認めるように強訴したり
行動すること自体が一神教の変形でカルト思考に近い』
わけで、その伝ではかつて存在した狂信的バサーも原理主義的アカメ釣り師も
同根でしょう。

外来魚問題に正面切って取り組んで、立場は違えど何らかの収穫を得ていれば、
2度同じ失敗はしないように振舞うのは当然です。
しかし、かつて狂信的バサー集団がそうであったように、原理主義的志向と
視野狭窄に陥った集団は社会に否定されるしか残された道は無い。
我々はそれを知っているから彼らをとんでもなく愚鈍な集団に感じるのでしょう。
ぴ~2@細川裕史 2008/01/24(Thu)19:39:16 編集
続き:梨さんへ
それと彼らの主張ですが、ぶっちゃけこれは釣り人を隠れ蓑にした
行政への強訴です。
こういうローカルな内輪話を続けるのはどうかとも思いますが、
この件に関して関心を持ってブログを読んでおられる方が
結構いらっしゃるようなので、全くお恥ずかしいことではありますが、
僕個人の責任において説明をしなくてはならないでしょう。

かつて琵琶湖のボート組合が行政への発言力を増強するために、
事情の分かっていない日本中のバサーを煽って滋賀県と敵対させた
ことがありますね。その人的優位に因って「ガイドはリリース可」
という横車を成立させたわけですが。
失敗例としては佐賀県。

構図はこの上の例と酷似しています。
と、いうか正攻法で行政に物事を聞いてもらえない(往々にして
言ってる方に問題があることも多いですが)場合、姑息な手段
としてこういう手法を採るに至る連中がいるわけです。

高知市に新堀川というちょっとした水路があります。
琵琶博の中井さんが来られた折に案内したら、何とかカワザンショウとか
いうゴマ粒みたいな巻貝を何匹も採って大事に持ち帰ってましたが、
要はそういう貝類が生息する環境が高知市のど真ん中にあります。

んで、そこにもアカメの稚魚がいる。
そして、近日中にもそこに道路が・・・というお定まりですよ。
地元の環境保護団体が活動してるのですが、そもそも計画が市内全部
決まってから泥縄で始めてる活動なんで、手遅れなわけです。
実際に工事も進んでますし。

そこで、事情のよく分かってないアカメ釣り人を取り込んで、この件の
人柱にしようというところでしょう。
事情を知ってる・理解できるアカメ釣り人はこの件に一切加担してません。
しかし、事情を知らない県外の方や、若い純粋な子らが取り込まれて
結果愚か極まりないことになったということです。

まあ、彼らには必ず何らかのカタチで社会的な落とし前をつけてもらいます。
その前に釣り禁になるかもしれんですが。
ぴ~2@細川裕史 2008/01/24(Thu)20:01:27 編集
ありがとうございます
なるほど。僕としては彼らは未来の資源を捕られたくないけど一団体ではさして強制力もないので行政を頼ったのかと仮説を立てていたんですが違っていたんですね。しかし自分達のリサーチ能力不足を棚に上げて安易に数を頼みの特攻戦略なんて採ったら逆効果でしょうに。(まあそこが分からないゆえにやるんでしょうけど)あと念のためお聞きしたいのですが、ぴ~2さんは彼らにブラックバス問題の過ちを説明したわけですよね?
2008/01/24(Thu)22:07:45 編集
続々:梨さんへ
>ぴ~2さんは彼らにブラックバス問題の過ちを
>説明したわけですよね?

会長やってる長野さんには当然のことながら
説明しました。長野さんもニフティーからの古株
なので、話が荒れていることぐらいは知ってました。

ところが、「それはそれ、これはこれ」です。
潰されて当然の外来魚釣りと、男のロマンを体現する
ような?アカメ釣りとは全く違う。
ワシらのように「じゃあタナゴは?ヘラブナは?ニジマスは?
オヤニラミは?モツゴは?ワタカは?ヤマメは?」
とか、数多のブレインストーミングを多くの人間と共に
行ってきて、釣りが内包している問題の最小公倍数にある程度
メドがついていて、それが議論と行動の大前提になっているのとは
違うのです。

価値判断の基準が「アカメ最高ですね!(福○H源風に)」
ですから。

たぶん2種類のアカメ釣り人がいます。
前述のアカメ原理主義。かつてのバス釣り狂信と思考回路は
ほぼ一緒です。
もう1つは、「アカメも魚の一種」だと自然に考えられる人。

そして、原理主義の人の声が高らかになり一種の狂気を帯びれば、
相対的にバランスの取れた考え方を持つ人間は眉と声をひそめる。
バス釣り問題でもそうでした。
明らかに思考のバランスを崩している人間の声ほど遠くに響き渡り、
周りの人々を困惑させるのです。

読売がああいう冷静な記事を書いたのは、一種の狂気を
彼らに感じたからではないでしょうか。
「この可笑しさは記事になる」と。
ぴ~2@細川裕史 2008/01/24(Thu)22:56:55 編集
それって・・・
>ところが、「それはそれ、これはこれ」です。
潰されて当然の外来魚釣りと、男のロマンを体現する
ような?アカメ釣りとは全く違う。
これと似たようなことを過去にやったのがバス問題なのに説明されても分からないということは自分を客観視できてないってことでしょ。記事には
>高知県内の釣り人や研究者らでつくる市民団体「アカメと自然を豊かにする会」
と書かれていますから彼らの勝手な行動が他の冷静な人たちにも迷惑がかかる。会の人たちで話し合うこともたぶんしてないんでしょうね。なんともはた迷惑な・・・
2008/01/24(Thu)23:38:50 編集
というところで
きれいにオチがついたようで(泣)
ぴ~2@細川裕史 2008/01/24(Thu)23:51:11 編集
追記
確か件の団体の会規則で、議事の運営については採否を採らず、
提案したら自動的にそれが会の総意として採用されることに
なっていたはずです。

まだ会が発足してない時にそれを観て、梨さんと同じく

>会の人たちで話し合うこともたぶんしてないんでしょうね。

→少数の人間のお手盛りで勝手に話進める仕組みやデ・・・
と思ったんですが、まあ入会するのは自己責任なんで。
しかし全国紙で報道された以上は、キッチリと責任
とってもらうようにします。
既に「釣り禁」という話が拡がりつつあるようですし、
今までの釣り問題の経緯から、行政側の強制がまた釣り人
虐めに!と勘違いされていた方もおられます。
身内のなあなあですませるつもりはお茶漬けサラサラ
ございません。
ぴ~2@細川裕史 2008/01/25(Fri)00:35:29 編集
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プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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