忍者ブログ
・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
[25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

この問題に対して、自分の立ち位置を明らかにしておきますと、

1.僕はアカメ釣り人ではない。
2.何らの組織にも属さない。これからも属するつもりはない。
しかし、広く多くの人々との連帯は必要不可欠である。
3.環境問題云々以前に一般市民としての常識を優先し、次に
釣り人であることを優先する。釣り場保全と環境保全は
同時に利害関係が生じるものであるから、当然主従関係としての
従の部分で環境保全に言及する。

です。
あくまで「フツーのサンデーアングラー」の目線でありたいと願う。
釣りキチというのは異種なのだ。異種が普遍の言の葉を紡ぐのは
なかなかに無理がある。
己が耽溺せぬ性質でよかったと思う。

キレイゴトや行政への批判、釣りのロマンについて論ずるのは
他に適任者がいるであろうから、自称「歩く慇懃無礼」
である僕が特に念押しする必要を感じない。

そこで普遍の解決策について書き記してみよう。
ズバリD-J法です。というのは冗談で。
まず、高知県行政側の都合を勘案し、できることを提案するのが
重要だ。もし明らかに不可能なことをゴリ押ししても、総体として
以後の事後処理について益になるとは思われぬ。
(正当性を追求することは必要である)

まず、高知県には
○金がない ○人員がいない
のであるから、県行政に対して何らかの費用負担なり人員負担なりを
要請するのは最初から無い袖を振れと強要するようなものである。

その上で例えば
○アカメ・ライセンス制の導入の提示
を挙げてみよう。

ライセンス制とはどういうものであろうか。
現在漁業経済学会でも日本でのライセンス制の導入可否について論ぜられて
いるようだ。
その内容はともかく、ライセンス制導入の前提条件は
「資源量がある一定以上明確に増減が予測できる」
からこそ、これだけ獲ってもいいという判断が為される訳である。
調査捕鯨の理屈ですね。

だから、「現状アカメの資源量について明確な解答は出せませんよ?」
という結論を導き出すと同時にライセンス制もポシャるのである。

バス問題でも同じようなことが起きた。
ビジョン無き他者批判、おおよそ建設的ではない論理展開。
答えは常に自分の外にある。故に、真摯に他者の声を反芻消化せねばならぬ。
学んだのはたったそれだけだが、それだけでいいのである。

県の都合。釣り人の都合。環境保全推進の姿勢と啓蒙。
この3点を満たすと同時に、カネなし人員なしという状態をクリアする。

そういう提案だ。

要は、アカメ釣り人たちを有意の積極的なデータ提供者へと名前の上書き
変更処理してしまえばいいだけではないのか、という単純なものである。

条例に関してリリースについて付帯的に一文を加えると同時に、
「高知県 アカメ釣り人カード」を発行し、地域の基幹となる釣具屋さんへ
配布する。アカメを釣ってリリース(または誤って殺してしまった場合でも)
する際に、そのカードへ必要事項を記入(ウロコの一枚も付ければいいかも)
し、釣具屋さんを通じて県へ情報をフィードバックする。
これは県外のアカメ釣り人でも参加できるものとする。

これで建前上は「学術目的」に準じる扱いとなるだろう。
要は、釣り人を行政へ参加させてもいいじゃないか、高知県民なんだし。
という考えから発したモノである。

データが無ければデータを採ればいいじゃない?

※昨日の段階で高知市内の釣具屋さん3店舗へ現状の周知を行ったが、
僕個人としては全く強要ではなく、どう考えるのかは個々の立場で判断して
くださいと一言添えてあります。
PR
県外のアカメファンの方ごく少数(爆)からも
「どうなりました?パブコメはいつやるんですか?」
と聞かれたので、現在までのまとめを。

一般論としての
「逃がすスタイルの釣りぐらい取り締らんで欲しいがやけんど」
とは別に、根源的な問題点へ焦点が合いつつある。

高知県版レッドデータブックでは、アカメの属するカテゴリーが
「もうホンマすぐ絶滅するってヤバいよヤバいよ」
という、いわばトップレベルの位置づけにある。

ところが、環境省のレッドデータブックでは
「ヘタすると絶滅の惧れがあるから注意して見守り、保護推奨」
レベルの位置づけだ。

この差はどこに起因するのか。であるが、
それについてアカメの国の長野さんが反証を試み、先日高知県へ
文書を提出したのである。

長野さんは数十年来アカメ釣り及び在野でアカメの研究及び研究機関への
情報提供を欠かすことなく行ってきた、当に有意の釣り人である。
当然高知県へも情報の提供を行ってきてはいたのだが、実際詳細に渡って
検証してみると、長野さんの発してきた「現場の状況証拠の集積」
ほとんど全くと言っていいほど反映されてないようなのだ。

アカメの老成生体に関するデータはほぼ釣獲によるものでしか集積
されていないのであるが、そのデータがほとんど活用されず、
「なんとなく高知の絶滅危惧種最上位に」ランクされているのでは
ないだろうか?という問いなのである。

僕も高知県へ電話とFAXで8月1日付けで問い合わせをし、先方も
FAX受け取りを確認した。「暫定的な返事でもよいからメールをください」
言付けていたにも関わらず、5日現在において未だ何の連絡もない。
とりあえず一週間は待つつもりですけれど。
少なくともパブコメをいつやるのかはさっさと教えて欲しい。
時は金なりなのだ。

そして、この流れを地元の釣具屋さんに周知連絡し、有意の釣り人の
意見集約を行うことが次のやるべき段階であろうと認識している。
単なる数ではなく、「考える釣り人」の質の高さを凝集させ、公に提示するのだ。

こちらに情報を隠蔽するつもりはさらさらなく、全てを晒していくやり方で臨む。

Webショッピングというのは上手に使えば無駄な時間の短縮に繋がる。
(一歩間違うと無駄遣いだが・・・)
HMVでPrimal ScreamのLIVE IN JAPANを購入。

・・・・・・・

何故今までコレを買おうと思わなかったのだろうか・・・
2003年に出たらしいのだが、全く気がつかなかった。
ライヴに行くならPrimal ScreamかBECKかボビーログにしか
ゼニを使うつもりがないはずなのに・・・

思い出した。出た時に
「エェー ライヴの時のPrimalsってショボいからな」
というそれまでの乏しい経験と先入観に囚われてスルーしたのだった。

序盤は猛烈に禍々しい。極上ヘイト。
2曲目のMiss Luciferなんかは、1mの厚みの軍隊蟻の行進が周り全てを
取り囲み永遠にマイムマイム。
織天使ですらデビルマンへ変ずるだろう。

中盤以降はHigher Than The Sun、Movin’On Up等初期の名曲で浄化される。

果たしてリズムセクションの強靭さは並大抵ではない。
元ストーンローゼズの「いいひと。」マニ(B)加入がこれほどまでに
グルーヴ増強ドーピング効果をもたらしたとは・・・

車から音漏れするぐらいの音量で聞いていたら、鬼神も右翼も左翼も
敢えて是を避くこと間違いない。実証済。

Primal Scream - Kill All Hippies
■■■

幼児の声でタイトル名が命令される発端から始まる、
ロシアン・アヴァンギャルドなPV。You Got Money?
現在リンクしているのは、知り合いか公的要素の強い機関でしたが、
今回は僕個人がファンであるという理由と、ここに来られる
皆さん方にも是非先方の善き読者になっていただきたいナという想いが
あり、編集部の方へお願いしてリンクを貼らせていただきました。

週間 つり太郎」は大分県を中心とする地元発信の釣り雑誌である、
ようですが、何と僕は現物を読んだことがありません・・・!

コトの発端は2chバス釣り板の「芹川ダム」スレッドです。

大分の芹川ダムで、突然漁協さんサイドから「バスボート禁止」の看板を
立てられた!という話があって、ちょうど時期的に外来生物法云々の
バス釣りに対する位置づけがハッキリしてないという頃でした。

ここで地元のバス釣り人サイドが非常に紳士的な対応をして、結果
当に『紳士協定』というべき状態に落ち着いたのですが、その流れの
逐一が「週間 つり太郎」Webサイト上に掲載されているというのは、
非常に画期的であると思います。

ことバス釣りにおいては、その先達たちの作り上げた後ろ暗い経過に
よって成立したことは否めず、その清算ができぬままに現在まで負債を
引きずっておるわけです。
芹川ダムにおいてはそういう清算できない先達の影響下ではなく、
地元融和を第一義においてバス釣り人個々が自分で考え、自律して行動
した結果『紳士協定』へ行き着いたものでありましょう。

まあ、厳密に言ったらどうなんだという論議は、外部から観た場合
当然のようにあるとは思うのですが、全くの徒手空拳状態から一定の
信頼関係を築き上げた!というのは正直脱帽します。

本来こういう積み重ねの上で制限管理された形のバス釣りがあれば
まだマシだったのでしょうが・・・・

無理だったのでしょう。

こういう経過を皆が共有できるカタチで提供してもらえてありがたい限りです。

それと、「コラム」は釣り人の心に訴えかける佳い文章ばかりです。
是非。
水産庁から以下のお達しが出たので、時間と意見のある方は
回答フォームに沿う形で協力してみてもいいと思います。

^^^^^^^^^^
釣り人の皆さんへ
現在、水産庁では、遊漁者、遊漁船業者及び漁業者の各団体と
協力して、遊漁と漁業の調整のあり方について検討しているところです。
釣り人の釣りに関する施策(制度や予算措置)に対する考えは様々で、
釣り人の考えを把握することは、今後、遊漁施策を検討していく上で
不可欠であることから、この度、以下のアンケートを実施することとしました。
この調査は、海面、内水面を問わず、すべての釣りを対象としていますので、
釣り人の皆さんの幅広いご意見をお寄せ頂きますよう、よろしくお願いします。
^^^^^^^^^^

なんですが、ちょっと気になったこと。

この話の内容は日本バスクラブ(いわゆるJB/NBC)のHPに7月21日付けで
記載されているのである。

「07月21日(金) お知らせ更新(NBC本部より):
水産庁の「今後の遊漁施策の検討に向けた釣り人の意見募集」にご協力ください」
という見出しがTOPページにあるはずだ。

野尻湖戦云々が気になった時に確認して、ああそーなんだとは思ったのだが、
JB/NBCのHPに載ったということは、当然のことながら水産庁の「遊漁の部屋」なり
全釣り協HPなりに同内容がほぼ同時期かまたはそれより早く掲載されていなければ
筋が通らない。

ところが、その時の確認では「遊漁の部屋」に記述が無いのだ。

果たしてこれは如何なることであろうかと考えても仕方がないので、様子見しつつ
バーでフローズンダイキリをかっ食らっていたら、やっとのことで7月28日付で
「遊漁の部屋」へ公式な記載が出た。

たぶんこれから後、全釣り協でもお知らせがあるだろうが・・・

で、ほぼ時期を同じくしてJB/NBC HPでは見出しは残っているが、逆に内容が
削除されてしまっているのである。

推測ではあるが、全釣り協または日釣振を通じてアンケートの内示があったのだろう。
で、そのまま公式発表の期日を確認しないままにソッコーでJB/NBC HPへ
記載したのではないだろうか。
とはいえ、全釣り協では慎重に対応しているから、バス釣り関係者だけが
突出してしまったように思える。

民間レベルではこういうのを「勇み足」というが、対お役所が絡んでくると
そういう言い訳や甘えは命取りである。
「メンツを潰す」という奴だ。

新しい釣り人専門官氏になってまだ間もない時期、擦り寄ってご機嫌伺い
をしたつもりかもしれんが、大事なものが抜け落ちていることをJB/NBC
関係者は知るべき。

「世間様並みの常識」

だ。いくら頑張ってもそれがないと話にならない。

・・・こういう時にBFNとか有料携帯サイトを活用しなさいよ!!
プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
最新TB
アクセスカウンタ
ブログ内検索
アクセス解析
Mail フォーム
忍者ブログ [PR]