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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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先日から数日の間、Web上で知り合った方で数年来高知へ来られては
アカメを狙って竿を振り、ホゲって帰られる釣り人が、突然まとまった
休みが取れた!ということで急遽来高。

天候が最悪だったこともあり、高知でも一、二の美味さを保証する店の
カツオのタタキを満足されただけで帰られた。

ルアーに迫る魚影は毎回何度か確認されているようですが・・・
まあ、しゃあない。運だ運。

さて、高知ではアカメの希少性の関係で、その採捕の是非がごくごく一部の
釣りキチガイたちの間でToo HOTな論議を呼んでいる。

「パブリックコメントとは何ぞや?」から定義付けを始めておられる
ようで、ブラックバス関係でその手の免疫ができた身としては2度3度
またループしているような気になって非常にもどかしいが、それはそれ、
今までその年になるまで外部の眼に対して鈍であったツケでもあろうし、
プライドのすこぶる高い年長者たちにいちいち説明するのも面倒だ。
逆に、その問題の捉え方・考え方から透けて見える未熟な意識のバイアス
(蛸壺Ticな社会観の発現/自己満足のための乏しい知識の凝集)
こそが面白いと思う。
ちびくろさんぼ(復刻版発売中)のトラがバターになる寸前の様子ですね。

中庸・ソフトランディングできればよろしいのですけれど。
釣りキチの辞書に中庸はないのが一番の気がかりだ。
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7月30日(日)はやま湖まつりを開催します。
(ブラックバスを釣りにいきませんか
ブラックバスの駆除を目的にしています。
もともと居るさかなのために、つった魚のリリースは
しないで下さい。)相双建設事務所(18.6.15更新)


福島県の真野ダムといえば、地元の釣具店の店長さんが
当該地区漁協へバス釣り認知の交渉に当たり、逆に
「バサーはマナーが悪すぎる。道端へウ×コしていくな」
と非難された・・・という件で個人的に印象深い場所である。

また、エンジン付きボート禁止であるにも関わらず、
福島県ではスモールマウス釣りで有名なバスプロが取材で
それを使ってバス釣り雑誌に載ったとか。

意地の悪い見方であるのは百も承知で書かせてもらうが、
そういうことをやり続けて根本的な解決が為されない状況・・・
極めて質の低い自作自演劇だと外部から思われてしまう
危険性などを頭の隅に置く余裕など、全く無いのであろうか。

バサーのゴミ拾いについては元々別項を立てて書くつもり
だったが、この件に関わってくるので
(去年から真野ダムで53PickUp!をやり始めた
→漁協さんに怒られて以降)
若干触れさせてもらうと、
「ゴミ拾いは釣り人として当然のマナー」と断じた小池環境相の
発言は『釣り人以外の視点からの発言』として全く正しい。

僕は釣りを始めてから後、一回も釣り場でゴミを出したことがない。
切った釣り糸の3mmでも捨てない。
ソフトルアーは使わない。バスで使ったのは友達に無理矢理
持たされた1日の数投のみ。海で自分が食う魚の時、たまに中層で使う。
ハードルアーがどう足掻いても回収不能になった場合は
釣り終了。しばらく自己嫌悪。
普段の生活でもゴミはゴミ箱へ。
また資源ゴミはいちいち分別仕分けして回収場へ。
買い物はアルミ保冷布装備のマイバッグ。これだと、自分で
レジ袋に入れる一手間をショートカットできて(レジのおねいさんが
アリガトウと言ってくれてそれはそれは丁寧に詰めてくれる)、
しかも保冷ゆえに帰りの時間を自由に使えて非常に合理的だ。

「すてきな奥さん」へ投稿するわけではない。

釣り場にゴミを出すなんざ論外である。

ところが、実際に釣り場に出てみると、これが結構悲惨な
わけだ。何の気なしにモノを捨てる人の多いこと多いこと。

確かにポイ捨てなど、日常に関わる風景でのモラルの低下は
著しい。しかし、それを非難しても始まらぬ。
で、他人の分までゴミを拾うという積極性に転化させる。
これは社会的に評価されてもいいことであろう。

ところがだ。
スタート地点が「人糞」だったり「エンジン付き船舶乗り入れ禁止無視」
だったりした場合、「当然のマナーの遵守」という前提が
最初から踏みにじられているわけだ。ゴミ拾いしてる側によって。
その状況下において「ゴミ拾い大会」を継続しても代償としては
全く機能しない。下手すると「自作自演劇」である。

スモールが居る地域は特にそういう傾向が強いように感じる。
ダム湖なのだから、直接的に生態系云々の話ではない。
当然のマナーと常識非常識の話である。

8月9日 追記
「真野ダム」で検索して来られる方が結構おられるので補足です。

当該HP上で「リリースしないでください」という文言は削除された
ようですが、福島県として、真野ダムでブラックバス撲滅を目指すのは
間違いない状況らしく、「はやま湖」森と湖まつりでは連年バス駆除大会が
行われています。

ブログにも書いていますが、この件に関しては「生態系破壊」よりは
直接的に「バサーお断り」の意味合いが強いでしょう。

僕も立ち上げに若干協力させてもらった早明浦ダムの事例とまさに好対照
ではないでしょうか。

もう一度書きますが、これは生態系の問題ではありません。人間の問題です。
そしてゴミ拾いをいくら繰り返したとて不信感は払拭されるわけもなく。

果たしてどうしてこんなことになっているのか、よく各自が熟慮した上で
判断して戴ければと思います。
机の整理をしていたら、エアギター世界大会inフィンランドに出場した
愛すべき婦女子よりお土産で頂いた、フィンランドの釣り新聞が見つかったのでUp。
どうもルアー釣り専門誌。
fin1
パイクやシートラウト、写真のスヌーク+パーチ+タイリクみたいな魚がメイン。
シートラウトの漁獲関連?データも細かい字でギッシリ。読み応えありそう。
・・・読めねえけど。
Fin2

フィンランドといえば、ルアーマンなら当然ラパラですよ!!
みたいな感じかもしれんが、それは「ラパラ解体新書」(当然買ってます)に
任せておけばよい。
むしろ、この釣り新聞の中にラパラのラの字も出てこないのは一体何故なのか。
地元のルアーやエヴィンルードのエンジン、シマノリールにスバルRVの広告は
出ているのですが・・・

で、普通フィンランドといえば、スオミ~ムーミントロール路線、それと
相反するようでリンクするモダンアート・デザインファニチャーである
アラビアマリメッコを始めとする秀逸なコンテンポラリーアート群、
そのIT派生であるノキアなどなど・・・
婦女子にはそれ系の資料をだいぶかっぱらってきてもらった。

フィンランド行ったらいろいろ観ないと損するみたい。

で、辻井さんの引用によると、
「遊漁施策等に関する研究会(第6回)」

>報告
>1.大森政之(明治大学)
>「英国内水面漁業・遊漁制度の概要」

>2.宮澤晴彦(北海道大学)
>「北海道におけるサクラマス船釣りライセンス制の検証」

>3.田中深貴男(埼玉県農林部生産振興課)
>「埼玉県での遊漁の現状と課題」

>司会 工藤貴史(東京海洋大学)

>はじめに3題の報告を行い、その後、会場の参加者を交えた質疑応答、
>意見交換を行う予定としている。

ということで、3題のうち2つまでは現場の報告によるもののようだ。

個人的には「雑魚」の扱いをどうするのか?を知りたいところである。

そういえば、スナフキンって静かな森の釣り人だよね。
Fin3
釣り堀に無許可ブラックバス 環境省は「審査中」と容認
2006年06月29日09時17分 asahi.com


ブラ汁さんが2chでネタ振りしたので引用してみました。

>05年6月施行の外来生物法で飼育が許可制となったブラックバスを扱う
>釣り堀や養殖場のほとんどが、無許可で営業していることが分かった。
>東北、関西地方などの約60カ所は許可申請し、施設の不備を指摘されて
>改善を求められたものの、環境省は「審査中」を理由に無許可営業を容認している。
>環境法の専門家は「違法な状態を放置し、外来生物法を形骸(けいがい)化
>させている」と指摘している。

>磯崎博司・明治学院大学法学部教授(環境法)の話
>環境省は違法行為を移行期間のような意味合いを持たせて放置すべきでない。
>法を守らせる側が自ら進んで法の裏をかく口実を与えている。

法の専門家からすれば、
>法を守らせる側が自ら進んで法の裏をかく口実を与えている。
というのは当然だと思いますが、ことこの問題について『当事者』でも
ある僕にとっては、いわゆる業者の常識を舐め腐った態度が気に食わない。
“後先考えてない”という証左そのものではないか。
率先して範を示す機会があるとすれば、バス釣り業界でも一般バサーでもなく
「管理釣り場の管理徹底」こそが社会的信用の第一歩であるのは、考えれば
すぐに答えがでるはずなのである。

チンケな管理釣り場すらまともに管理するつもりがないのに、ゾーニングだの
なんだのが成立する訳がないだろう。

いよいよ極楽とんぼ共の考えることはよくわからない。
何故毎度毎度好んで自滅するのか。そして厚顔無恥にも責任転嫁を行うのか。
外来魚釣って温泉に入ろう!
休暇村近江八幡がイベント、7月1日から
Kyoto Shimbun 2006年6月29日(木)


>休暇村近江八幡(滋賀県近江八幡市沖島町)は7月1日から、
>琵琶湖で釣った外来魚を温泉入浴券と交換する
>「外来魚ノーリリース・回収」作戦を始める。

>その日釣り上げたブラックバスやブルーギルなど外来魚を
>休暇村へ持ち込めば、500グラムごとに温泉入浴券
>(700円)1枚をプレゼントする。
>ただ入浴券は来館した人数分が上限となる。
>受け付けは午前10時-午後4時(午後2時-3時を除く)。
>7月31日まで。
>県が進めている「みんなでひろめよう琵琶湖ルールの輪事業」
>に呼応したイベントで「外来魚を釣って温泉に入ろう!」と銘打ち、
>今年で2回目。昨年は168人が参加した。

外来魚釣って 人間らしくやりたいナ。

いや、もし近くでやってたら参加するなあ。温泉目当てに・・・
「ノーリリースありがとう券」よりはアレルギー反応少ないような。
プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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