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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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(2006年12月17日 読売新聞 中部)

長良川水系関のため池 排水口のネット何者か外す

岐阜県関市大杉の農業用ため池で16日、自然保護団体が特定外来生物の
ブラックバスとブルーギルを駆除しようとしたところ、池の排水口に
設置した板やネットが前日、何者かによって外され、大量の魚が長良川
水系の川に逃げ出していたことが分かった。

ため池は関市が所有しており、広さ約8500平方メートル。
約10年前からブラックバスなどが放流され、繁殖している。
駆除は、在来種が食べられ、このうちメダカやカワムツが絶滅するなど
被害が深刻化しているため、関市からの要請を受けて、自然保護団体
「岐阜・美濃生態系研究会」(三輪芳明会長)のメンバーらが計画した。
1週間前から水抜きを始めたが、15日午後10時30分ごろ、
住民が排水口の板やネットが外されているのを見つけた。

このため、16日の駆除作業は、ため池のほか、農業用排水路や
下流の大杉川にも範囲を広げ、ブルーギル約7万8000匹、
ブラックバス220匹を捕獲した。しかし、三輪会長は
「逃げた魚は数え切れないほど多く、完全に駆除するのは難しい」
と頭を抱える。
作業に参加した岐阜大学の向井貴彦講師も
「将来、長良川のアユなどに被害が及ぶかもしれない。
生態系を壊す許せない行為だ」と憤っていた。

ブラックバスとブルーギルはいずれも、昨年6月に施行された
「特定外来生物被害防止法」により、保管や飼育、運搬、野外へ
放すことなどが禁じられており、違反者には罰則がある。

関市生活環境課の安田嘉門課長は
「みんなが気持ちを一つにして駆除に取り組もうとしていただけに、
本当に残念だ。今後については、地元の自治会長や市役所の担当者と
十分に協議して、対策を決めていきたい」と話していた。

【引用 終】

^^^^^^^^^^
複数ヶ所で取り外されているということは、事故ではなく
何者かの故意に因ると考えられる。

誰がやったかは外来法施工後もはや問題ではなく、
そういうテロルが実際に行われたことに対して対策を
早急に検討する必要が出てきたということだ。

となると、元から絶つ以外ない。
密放流の果実を営々と享受する不穏なシステム自体を
否定するという手段へ達さざるを得ないのではないか。

個人的にはそれが良いとは思っているけれど・・・

折りしも、日本魚類学会では来年あたりからどんどん
外来魚についての研究成果が発表されるそうである。
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無題
シマシマ掲示板の方でもちらっと出てますが、今回の「犯人」、誰がやった(どちらの立場の、という意味で)という事はさておき、「知能犯」だと思います?それとも感情に任せた「粗暴犯」?
ノラネコ 2006/12/22(Fri)00:53:27 編集
無題
全く興味ないです。

わかったってしょうがないことに
脳味噌と時間を費やすというのは
あんまり好きじゃないです。
ぴ~2 2006/12/23(Sat)00:20:57 編集
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プロフィール
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ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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