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415 名無しバサー New! 2006/10/06(金) 21:16:19
>>414
それで、ぴーは在来魚放流について一言もコメントなしか?
在来魚は放流やり放題でいいのか?


416 ぴ~2 ◆Mr89sDx63o sage New! 2006/10/06(金) 21:18:04
>>415
既に水産庁へ物申していますが

http://www.zenturi-jofi.or.jp/syutyo/sonota1.htm

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
◆東京湾のアオギスについて

2005年3月10日 12:31

『東京湾再生シンボルにアオギスを水産庁で意見募集』について
(水産庁へ意見提出文 原稿ママ)

鑑みるに、東京湾のアオギスと淀川ワンドでの民間有志による
イタセンパラ保護活動には近似性が認められると考える。
双方とも、大都市に近く、諸方の環境悪化に伴い、
生息域を狭められてしまい、ほぼ絶滅かという状況下である。
しかしながら、イタセンパラ等の日本在来淡水魚種保護活動
においては、長きに渡り民間有志の官民を縦断する研究活動が基にある。

「アオギスが干潟再生のシンボル」だと位置付けるのは、
実は非常に簡単だ。
公に発表するだけの話であり、手続き上に支障がなければ
特に問題は発生しない。
だが、簡単であるが故に、全く内容が伴っていないものである
という側面もまた指摘できるのではないだろうか。
「シンボル」に据えたからといって、それが必ずしも
有効な働きをするものであるとは限らない。
多くの場合、据え付けてそれで安心して忘れてしまうという
のが我々人間の常である。

「公」という安心できる金庫にアオギスという名前を預けてしまう。
あとは国が責任を持って管理増殖してくれれば良いのである。

100年先、東京湾が再生し、また移入されたアオギスの
子孫達が無事増殖を果たしたとしよう。
いったい、それは誰が何のために行ったことなのか、
説明責任が明確に発生するものであるのだろうか。
議事録を読むにつけ、九州産のアオギスを移入する件については
各委員、様々な意見が観られるようである。
ことに「現実レベルでの増殖」を考えれば、当然の話ではあるが
環境整備・・・「苗床」の管理運用がスムーズに行われている
「事実」まずありきだと考える。
研究者の一致協力・官民一体になっての環境整備が為された後、
諸所関係者の同意を取り付けた後での移入措置でなければ、
全くの本末転倒であろう。
トップダウンではなく、ボトムアップの施策。
アオギスの件については非常に小さい事例かもしれないが、
逆説的には、その非常に小さい事例だからこそ、
ボトムアップに最善をつくしてもらいたい。

アオギスに関する研究は進んでいないようである。
水産上重要な種ではない故に当然かもしれないが、
他方、水産上重要な種ではない日本在来希少種については
官民一体となって数十年の長きにわたり研究・施策・行動が
積み立てられてきて現在が存在する。
護る・増やすに当たっても十二分以上のデータの積み上げが存在するのである。
そして、その積み上げの上に安易な地域間亜種の移入は望ましくない
との認識に至っている。

では、アオギスの例を応用してみよう。
現在、サケ科のイトウは人工種苗の育成が可能である。
また、北海道湿原地帯のシンボルであるに言うを待たない。
だからといって一度人の手に因ったイトウを自然水系へ再び移入する
という行いについては原則差し控えられているのが現状だ。
絶滅が危惧されている在来タナゴ類はどうであろう。
各地の水族館等へ行けば、各地から保護育成の為に分与されたタナゴ類が存在する。
将来的に増殖技術が発達・完成して、これを自然水系へ再び移入すべきか。
これも原則差し控えるべきという意見が多い。

何故ならば、それは「研究が進んでいる」からである。
彼らの生態や行動様式について、多くの人間の知識と努力が
長年に渡り注入されて「安易な自然水域への移入は差し控えよう」
という流れになっていると思われる。
この上積みを差し置いて、アオギスの移入が
現実に行われてしまえばどうなるのか。
それは「先例」となり、魚類及び水辺に関わるもの
総ての努力に対する背信行為たりうる可能性もあるだろう。

「研究が進んでいないから、とにかくシンボルを移入」は
拙速に過ぎるというのが私の個人的見解である。
水辺に関わるもの総ての真摯な姿勢を反映していくのが
これからの水産庁のありようであるし、また国民に広く認知される
官庁としての役割であると考え、またそれを強く希望する。
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男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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