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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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(2007/01/06 09:02 Sankei Web)

【以下引用】
北海道や、サハリンなどロシア極東の限られた地域にしか
生息していないサケ科の大型魚で「幻の魚」とも呼ばれる
イトウの個体数が減少、絶滅の恐れが非常に高まっている
との調査結果を、米国の研究機関
「ワイルド・サーモン・センター」(オレゴン州)などの
専門家グループが6日までにまとめた。

グループは、サケ漁に混獲されるイトウのデータなどから、
ロシア極東の主要生息域での個体数が、
過去30-40年間に98-99%も減少したと推定。
日本企業も出資してサハリンで進む大規模石油・
天然ガス開発「サハリン2」や、
北海道でのダム建設や河川の水質汚染などが
生息状況をさらに悪化させる恐れが高いと指摘した。

イトウは、日本の環境省や北海道も絶滅の恐れがある
生物種のリストに掲載しているが、
行政による保護策は皆無に近く、漁獲規制も
ほとんどない。専門家は対策の強化を求めている。

イトウは体長が2メートルを超す個体もいる国内最大級の淡水魚。
かつては青森県や岩手県にも生息していたが、
現在の生息地は北海道の限られた河川のみで、
国際自然保護連合(IUCN)も昨年、
極めて絶滅の恐れが高い種にリストアップした。

グループは「過去30年ほどで北海道の生息地が
6割近く減り、分断が進んでいる」との北海道大などの
研究に言及し、ロシア同様に
「生息状況が極めて、悪化している」とした。

日本とロシアの生息域での総個体数は、
人間活動の影響を受ける以前の5%以下になっていると
推定されるという。

グループは
「漁獲制限や生息地の保護などを早急に進めないと、
近い将来にイトウは絶滅してしまう」と警告している。

■ イトウ保護連絡協議会の江戸謙顕さんの話

「生態系の頂点に位置するイトウは、餌になる生物や
良好な水質など豊かな環境が保たれていることの
指標になる生物で、保護のためには河川の上流から
下流までの広い範囲の環境保全が必要だ。
かつては北海道内の30以上の水系に生息していたが、
現在は14水系でしか生息を確認できなくなり、
その多くで絶滅寸前だ。農地や牧草地開発が原因の
土砂流入やダム建設など、イトウへの脅威は大きいが、
保護策はほとんど取られていない。
このままではイトウの将来は危うい」
【引用 終】
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ぴ~2
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自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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