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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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外に出れば空を見上げ、地へ這いつくばって虫の往来を
観続ける。
そういう時間の消費の仕方なのである。
「釣り」が嗜好へ分け入ってくる要素はあまり見当たらぬ。

観察を能動的な形態へシフトさせると「釣り」になるのであろうか?
観察は、あくまで受動的に見護るカタチである。
対象生物の生活圏や活動へ積極的に関与・蹂躙する「釣り」は、
おおよそ観察者の取る手法だとは思われぬ。

フィッシュ・ウォッチングでは飽き足らぬ、モノ言えぬ魚に対して
一方的に何かを要求(または押し付け)しているのが“釣り”なのかもしれない。

そういう意味では、僕個人の適性は「釣り人」と異なるようだ。
「み~て~る~だ~け~」でも十分幸せなのが本当のところである。
他人と一緒に釣りに行く時は竿を振らずにガイドへ徹する。
そこに何らの悔しさも嫉妬もない。
単純に一番良いタイミングで一番よい場所へ入り、一番よいピンポイントに
一投目で投げ入れれば、釣れなくても魚の反応はあるはずだ。
魚の反応がありさえすればそれでよいではないか!・・・

と、思うのだが。

「釣り人」だと自覚している人種は・・・そうではないだろう???

琵琶湖でスポーツフィッシング&ニュース誌開催のタッチ&リリース大会が
行われたとき、偽善を感じたと同時に軽侮をも感じたのは

僕はタッチ&リリースでも十二分に幸せだが、やってる君達は物足りないだろう?

あまりに自分らの性癖を知らなすぎるのではないか。
自分らを知らない連中が他人をむやみに批判しても無駄であろう。
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プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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