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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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例の希少種保護条例の展示を観てきます。なんとなく写真2点。



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机の整理をしていたら、エアギター世界大会inフィンランドに出場した
愛すべき婦女子よりお土産で頂いた、フィンランドの釣り新聞が見つかったのでUp。
どうもルアー釣り専門誌。
fin1
パイクやシートラウト、写真のスヌーク+パーチ+タイリクみたいな魚がメイン。
シートラウトの漁獲関連?データも細かい字でギッシリ。読み応えありそう。
・・・読めねえけど。
Fin2

フィンランドといえば、ルアーマンなら当然ラパラですよ!!
みたいな感じかもしれんが、それは「ラパラ解体新書」(当然買ってます)に
任せておけばよい。
むしろ、この釣り新聞の中にラパラのラの字も出てこないのは一体何故なのか。
地元のルアーやエヴィンルードのエンジン、シマノリールにスバルRVの広告は
出ているのですが・・・

で、普通フィンランドといえば、スオミ~ムーミントロール路線、それと
相反するようでリンクするモダンアート・デザインファニチャーである
アラビアマリメッコを始めとする秀逸なコンテンポラリーアート群、
そのIT派生であるノキアなどなど・・・
婦女子にはそれ系の資料をだいぶかっぱらってきてもらった。

フィンランド行ったらいろいろ観ないと損するみたい。

で、辻井さんの引用によると、
「遊漁施策等に関する研究会(第6回)」

>報告
>1.大森政之(明治大学)
>「英国内水面漁業・遊漁制度の概要」

>2.宮澤晴彦(北海道大学)
>「北海道におけるサクラマス船釣りライセンス制の検証」

>3.田中深貴男(埼玉県農林部生産振興課)
>「埼玉県での遊漁の現状と課題」

>司会 工藤貴史(東京海洋大学)

>はじめに3題の報告を行い、その後、会場の参加者を交えた質疑応答、
>意見交換を行う予定としている。

ということで、3題のうち2つまでは現場の報告によるもののようだ。

個人的には「雑魚」の扱いをどうするのか?を知りたいところである。

そういえば、スナフキンって静かな森の釣り人だよね。
Fin3
前項で仁淀川に触れた。

仁淀川にもダムはある。
しかしながら、最下流のダム下流の水量は豊富かつ水質もフレッシュだ。
筏津ダムからの下流域は、森下雨村も愛したアユ釣りの好釣り場であるが、
実際には直下流からでは涸れ川状態であることも少なくない。
だが、特に放水口もなく数キロ下れば、結構な水量が生み出されている。

川へ入ってみよう。大きな玉石や玉砂利の間から大量の伏流水が
噴出しているのだ。数多くの小さな支流の息吹も加え、
まっこと山の保水力とは素晴らしいものである。

ダムができて実際には本来の命脈を絶たれてはいても、ダムから下を
以って新たな川が発生し、昔の水量とまでは行かずとも
「高知の仁淀は好い川よ」と称えられているのであろう。

さて、対照的なのが物部川だ。
ここも一級河川なのであるが、ハッキリ言ってもう手の施しようが
ないといってよい。
天然アユの復活にかけては高知の他のどの河川よりも努力を怠って
いないのだが・・・

物部川といいつつも実態は杉田ダム・吉田ダム・永瀬ダムと
流域本体の3分の2以上をダムで区切った半止水域なのだ。

ここ数年の水の色を見ても、貧酸素状態で入浴剤のような
緑白濁りで安定している。
下流域で産卵場を整備した初年度はかなり回帰があったようで
可能性を抱かせたが、どちらかというとそれはマグレのホームラン
であったと勝手に考えている。

上流部はダムや道路の整備の公共事業で地元の土建屋さんが雇用を
確保しているから、ダムを否定できない。
下流域は下流域で国土交通省の河川改修が年がら年中行われており、
何がどう変るのか、よく変るのか悪く変るのかすらわからない。

リンクしていただいている杉本さんによると、
「西表は沖縄の土建業界にとって最後の宝の島」
らしいのだが、高知においては一級河川がその役目を果たしている。
(たぶん他の地域も)

そして、問題であると思われるのがその是非が極論でしか大声で
語られない点だろう。「脱ダム」か「必要」か、はたまた口をつぐむか。
高知においては「口をつぐむ」のが主流である。
例えば早明浦ダムのように、地元住民は県を挙げてそれを望んでいなかった
にも関わらず、お上の大義名分(徳島・香川の為に)によって村が沈んだ。
また、高知ではダムの揚水発電が盛んでもある。
このような状況において、ダムは中山間地の生活に景色の一部として
否応なく馴染んでいるのだ。

つまり、新たに語り起こすほどでもないという空気の醸成だが、こと
お魚さんについて保護保全を行おうと、お上も込み込みで提唱しているのに、
ダムの運用に対して新たな見直しの声が上がらない。
確かに一級河川は国の裁量である。しかしながら、物部川に関しては
流域全てが高知県なのである。そして市町村合併において流域単位での
それも成功しつつあるのに、何故根本的な解決へ向かおうとせずに、
いつまでも、何度も「冷水病」や何やらのお題目を述べ続けるのであろうか・・・

全く以って疑問である。努力は積み上げられているが、根本的に解決する気がない
のではないのか。
そしてそれは、地獄で子供が石の塔を積んでは羅刹に壊されるという
無限の責め苦のようなものではないのか。
こちらへ書かれたノラネコさんのコメントから膨らませてみよう。

まず高知の代表的・・・というか、対外的にもメジャーな河川の話だが

この「メジャー」というのも曲者だ。
メジャーというのは多くの場合、それを伝えることによって諸所関係者に
利益が生じるからソコへと誘導されるのである。
環境保全運動のシンボル・一極集中化と言い換えてもよいだろう。
まず、そこを踏まえて、僕のこれから書くことについても眉に唾して
読んでいただきたい。

四万十については既に多くの人々が言葉を消費してきた故に、
今さらコメントするのも野暮の極みである。

そして仁淀川について。
ここには、天野礼子氏がいる。
最近話を聞かず、とんとご無沙汰だ、果たして何処へ行かれたのか
という魚類研究者の言もあったが、何のことはない、岐阜・長野から
メインの河岸を移されたのだ。
県の内水面関係の研究者と「お友達人脈」を形成するいつものパターン
である。また、知事との「お友達関係」をアピールするのもいつもの
アレだ。

昔、長野県でスモールマウスバスのリリース禁止先送りが
判断された件について、シンポジウムの後に天野氏がお友達たる
ヤスヲちゃんを説得して先送りにしたという話を聞き、
『果たしてそのようなヌルい関係で行政の長の判断が左右されるのか?』
と疑問に思ったのだが

仁淀川シンポで本人さんを確認し、「リバーキーパー設立」の茶番劇を観て、
これはさもありなん、くわばらくわばらと唱えたものである。

しかしながら、自ら「脱ダムのジャンヌダルク」たらんと行動し、
そのようなやり方の積み重ねの上に世論喚起の実績があるのも確かなことである。
日本新党の党首(新党日本に非ず)のように全く話のかみ合わない人と
やりあわなければならない立場であれば、対立軸にある権力者の傘を
利用するのは戦術として当然であったことだろう。そこに「開高健の弟子」
という金看板は十二分に役立ったはずである。

そして、現在の環境保護・保全運動の主流がそのような「お友達人脈」的な
手法を使っていることもまた現実である(高知では非主流だが)。

しかし、これからもそういう手法が有効であるかは大いに疑問だ。
既に全てのチャンネルは開かれたのである。ガラス張りだ。
ヤスヲちゃんの執務室のことではなく、Webによって公然の秘密という
ものは煙のようになくなってしまったのである。

つまり、よしんば「お友達人脈」を活用して目的を達成したとしても、
その成立過程において論理性と正当性を欠くのであれば、果たしてソレが
社会的に認められるのかどうか、俎上に載せられるべき課題である・・・
と、いうことだ。

当にそれは「バス釣りの拡散」と同じ構造ではないか。
気をつけろ。「旧来の環境保護運動の手法」と「バス釣りの拡散」の同位性に。
《続く》
今日は釣り雑誌の発売日なので、本屋で
「デトロイト・メタル・シティ」を立ち読みした後、
「今日の猫村さん 2巻」を買って帰りました。

釣り雑誌?素通りに決まっている。

えーと、どこまで書いたか。まだ釣り竿を振るまで至ってないな。
逆に言うとそれだけ遠いんだ、釣りと僕との距離は・・・

では、釣り初めについて。
ハゼだ。浮き釣りだ。

湾奥でだ。

確か、近所のおじさんが近所へ夜釣りへ行って、電気浮きが
沈んだらゴンズイが釣れた、それがキッカケだ。

魚は水の中を自在に縦横する生き物である。
それがたまたまにせよ、選択的に一本の針に掛かっているのは
結構不思議なことではないか?
しかも、チヌを狙ってゴンズイが釣れたのである。
狙った目的の生物ではない生物が捕獲できてしまう偶然性と裏腹の蓋然性。

大人になって語彙豊富になればその当時感じたことを
文字にして説明もできるが、その当時は「不思議と不条理」でしかない。
それを解明するにはどうすればよいのか。

釣りをするしかないではないか!

そして、祖母について行ってもらい、薄暗い釣具屋へ一歩を進めるのである。

明日早朝釣行予定だから早めに書きました。
プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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