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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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千歳民報 7月22日

【以下引用】
>ヒメマス資源を管理するため、支笏湖に漁業権を求める
>千歳市の構造改革特区制定の提案に対する農水省の考え方が
>示された。「対応困難」という内容。
>市は「厳しい内容だが特区の実現を目指し対策を考えたい」
>と話している。
【引用 終】

ブラックバスで経済特区を!なんて付け焼刃かつ思いつきなことを
まことしやかに有料携帯サイトで触れ回っていたバス釣り業界関係者が
居られましたが、元気でやっておられるのでしょうか。

これで「バス釣りの経済効果」はお上のお墨付きで無効化されました。
答え→「お金の問題ではございません
「もし管理するというのなら地元の知事さんを通して管理案作って、
もう一度おいでください(話はそれからだ)
で、普通に考えると当該自治体でたった一ヶ所抜け駆けなんつーのは他の地域が
許さないのでポシャるも同然であります。

ワニガメの話題はもう旬を過ぎたのでスルーさせてください・・・

※参考 今江氏 特区

※重要(試験に出るよ!)
農林水産省の見解
>第五種共同漁業権に関して
>「漁業者がいないという前提での第5種共同漁業権の付与は、対応困難」。
>第2種区画漁業権についても「区画の範囲は事業規模、養殖手法などを勘案し、
>都道府県知事が判断するもので、特区としての対応はできない」としている。
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<ニセアカシア>「特定外来生物」の可能性 養蜂業者危機感
YAHOO!社会ニュース 7月18日(火)3時5分 (毎日新聞)

(以下引用)
>全国の養蜂業者に危機感が広がっている。
>高級はちみつの取れるニセアカシアが、昨年6月に施行された
>外来生物法で新たな栽培を禁じ、伐採を勧める対象の「特定外来生物」に
>指定される可能性も出てきたからだ。
>現在は「要注意リスト」に入っている。
>国産ハチミツの約半分はニセアカシアからの採取とされ、日本養蜂はちみつ協会
>(東京都中央区)の谷奥勝利常務は「指定されると、全国の養蜂業者の
>半分以上が廃業する可能性もある」と懸念。地方の業者からも悲鳴が聞こえる。
(引用 終)

ニセアカシアは密放流で広まったわけではないが、外来生物法の制定により
ちょっとヤバいんちゃうんか?ということで業者さんたちが非常に不安がっている。
というお話である。

業者さん側にとってみると、このケースに似ているのはセイヨウオオマルハナバチ
ではなく、むしろブラックバスでバス釣り業界が受けた事例を思い起こさせる
のではないか。

セイヨウオオマルハナバチは生物農薬であり、農家サイドからすれば一回限りの
使い捨てなのである。故にその導入及び廃棄の2ポイントについて管理を厳重に
行いますよという行政との契約関係が成立すれば、とりあえずは生業継続に
ついて問題は発生せず、実務の場面においてもそういう扱いをされているはずだ。

ところが、ニセアカシアはそこに生えていているだけであって
能動的な管理は不可能だ。
また、それについて厳密な管理を行え!と通達したとしても、
果たして現実的にどのような対策をとればいいのか???

>環境省は「必ず指定されるとは限らない。指定されても、
>伐採を勧めるが、法的に命令権はない」
>と説明するものの、新潟県環境企画課は「指定されれば駆除が基本」
>との方針を崩していない。

ここで行政体としての性質の差が明らかになる。
国の官庁というのは、国としての指針を策定するところである。
翻って地方行政は、地元の実態に合わせて上級官庁の指針を
運用していくところ
である。

つまり、環境省としては「決め事は守っていただきたい→というお願い」だ。
環境省がコレに対して強制力を発揮しますよ!というようなフリは外来生物法に
記されてはいない。(罰則は記されているが、それすらも警察権力介入の前提
あってこそである)国民の皆さんの良識ある対応をお願いするため、できるだけ
細部にわたって考えうる対応を設定しましたので周知をよろしくです~~
なのである。

ニセアカシアの場合は、実際上管理できない外来生物で既存の産業に寄与している。
そこでブラックバスの前例が引かれるのだが・・・

ここで小池環境相の浅慮・・・ブラックバスが彼女の鶴の一声で特定外来生物に
首相として入閣(爆)が前例となるわけだ。

思い返すも、なぜ議論検討の延長判断がほぼ決まっていたのにも関わらず、
お友達人脈のプッシュだかなんだか知らんが、政治家として三流以下の判断を
したのか。

まあ、それが祟ったのか、刺客先鋒で抜群の成果を示したのに現職据え置きという
実質降格人事、それ以降は新人議員の子守りだけでコイズミさん以降は末が
見えたが・・・

でも、たぶん大したことにはならないのはコレもブラックバスの前例通りだろう。
浅慮独断は将来にわたって禍根を残し続ける。

次は「カミツキガメじゃないです、ワニガメです」でお縄の話。
2006年07月19日 高知新聞【高知県】

(以下引用)
>四万十市の四万十川中央漁協(岡山静夫組合長)の役員会が18日、
>同市内で開かれ、地元の四万十川観光遊覧船連絡協議会(植田英久会長)から
>要望が出されていた遊覧船の保有隻数などについて協議。
>遊覧船の営業基準制限撤廃の検討には応じないことを全会一致で決めた。

>かつて遊覧船の隻数などについて業者と同漁協が個別に話し合っていたが、
>運航に絡むトラブルも相次いだ。
>このため、同漁協の管轄区域で営業している9業者で平成14年に同協議会を組織。
>漁協との交渉窓口を一本化していた。
(引用 終)
東奥日報 2006年7月13日(木)【青森県】

(以下 引用)
>県内水面漁連(松尾千代志会長)が県の許可を得ないまま「共通遊漁券」
>(年券)を値上げし、販売していた問題が表面化して三カ月以上たったが、
>まだ許可手続きが済んでいないという状態が続いている。
>値上げに必要な加盟漁協の書類がそろわず、県は手続きを踏めないままだ。
>県内のアユ釣りは既に一日に解禁され、券の有効期間は残り半年を切った。
>これからの券の購入には二の足を踏む釣りファンも多い。
>関係者からは「値上げは来年からでも遅くなかったのでは」との声も出ている。
(引用 終)

無茶しやがって・・・(AA略)
7月30日(日)はやま湖まつりを開催します。
(ブラックバスを釣りにいきませんか
ブラックバスの駆除を目的にしています。
もともと居るさかなのために、つった魚のリリースは
しないで下さい。)相双建設事務所(18.6.15更新)


福島県の真野ダムといえば、地元の釣具店の店長さんが
当該地区漁協へバス釣り認知の交渉に当たり、逆に
「バサーはマナーが悪すぎる。道端へウ×コしていくな」
と非難された・・・という件で個人的に印象深い場所である。

また、エンジン付きボート禁止であるにも関わらず、
福島県ではスモールマウス釣りで有名なバスプロが取材で
それを使ってバス釣り雑誌に載ったとか。

意地の悪い見方であるのは百も承知で書かせてもらうが、
そういうことをやり続けて根本的な解決が為されない状況・・・
極めて質の低い自作自演劇だと外部から思われてしまう
危険性などを頭の隅に置く余裕など、全く無いのであろうか。

バサーのゴミ拾いについては元々別項を立てて書くつもり
だったが、この件に関わってくるので
(去年から真野ダムで53PickUp!をやり始めた
→漁協さんに怒られて以降)
若干触れさせてもらうと、
「ゴミ拾いは釣り人として当然のマナー」と断じた小池環境相の
発言は『釣り人以外の視点からの発言』として全く正しい。

僕は釣りを始めてから後、一回も釣り場でゴミを出したことがない。
切った釣り糸の3mmでも捨てない。
ソフトルアーは使わない。バスで使ったのは友達に無理矢理
持たされた1日の数投のみ。海で自分が食う魚の時、たまに中層で使う。
ハードルアーがどう足掻いても回収不能になった場合は
釣り終了。しばらく自己嫌悪。
普段の生活でもゴミはゴミ箱へ。
また資源ゴミはいちいち分別仕分けして回収場へ。
買い物はアルミ保冷布装備のマイバッグ。これだと、自分で
レジ袋に入れる一手間をショートカットできて(レジのおねいさんが
アリガトウと言ってくれてそれはそれは丁寧に詰めてくれる)、
しかも保冷ゆえに帰りの時間を自由に使えて非常に合理的だ。

「すてきな奥さん」へ投稿するわけではない。

釣り場にゴミを出すなんざ論外である。

ところが、実際に釣り場に出てみると、これが結構悲惨な
わけだ。何の気なしにモノを捨てる人の多いこと多いこと。

確かにポイ捨てなど、日常に関わる風景でのモラルの低下は
著しい。しかし、それを非難しても始まらぬ。
で、他人の分までゴミを拾うという積極性に転化させる。
これは社会的に評価されてもいいことであろう。

ところがだ。
スタート地点が「人糞」だったり「エンジン付き船舶乗り入れ禁止無視」
だったりした場合、「当然のマナーの遵守」という前提が
最初から踏みにじられているわけだ。ゴミ拾いしてる側によって。
その状況下において「ゴミ拾い大会」を継続しても代償としては
全く機能しない。下手すると「自作自演劇」である。

スモールが居る地域は特にそういう傾向が強いように感じる。
ダム湖なのだから、直接的に生態系云々の話ではない。
当然のマナーと常識非常識の話である。

8月9日 追記
「真野ダム」で検索して来られる方が結構おられるので補足です。

当該HP上で「リリースしないでください」という文言は削除された
ようですが、福島県として、真野ダムでブラックバス撲滅を目指すのは
間違いない状況らしく、「はやま湖」森と湖まつりでは連年バス駆除大会が
行われています。

ブログにも書いていますが、この件に関しては「生態系破壊」よりは
直接的に「バサーお断り」の意味合いが強いでしょう。

僕も立ち上げに若干協力させてもらった早明浦ダムの事例とまさに好対照
ではないでしょうか。

もう一度書きますが、これは生態系の問題ではありません。人間の問題です。
そしてゴミ拾いをいくら繰り返したとて不信感は払拭されるわけもなく。

果たしてどうしてこんなことになっているのか、よく各自が熟慮した上で
判断して戴ければと思います。
プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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