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・・・釣り人は、どこへ彷徨くのか?・・・
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どう考えても今日は釣れない日である。
気温は低下し、北西の風が随時吹いている。
潮もよろしくない。

しかし、その分 人に会わずに済む。
セイゴくらいは相手してくれるのでは・・・

僕の場合、釣りは「対象魚と自分と周辺の環境変化」の
偶発的マッチングに過ぎない。
『マリアージュ』という言葉をご存知だろうか。
・・・まあ、結婚という意味なのだが、ワイン愛好家にとっては
料理とワインのこの上ない一瞬の出会いによる格物致知の
ことを指す。

かつてワインの師匠に
「マリアージュっていうのは、お金と時間の都合を合わせて
どれだけの確率で成立するものなのか?」
と、ベキャスのロティ サルミソースを食いながら聞いた。
・・・というのは、この料理にベターベストでピント良く
合わせられるワインはかなり難しいのではないかと
思ったからである。

「一年で一回あれば幸せとしたものですよ」

僕の釣りもそのようなものだが、かといって万全を魚の都合に
合わせるのは対象魚の奴隷のようで気にくわない。
自分の都合で釣りをすることが『遊び』の成分濃度を高める。

そういうことだから釣れんのである。
そのかわり、誰が何を釣っても何とも思わない。

人間と衝突する釣り人というのがよくわからんのだ。
そういうのを回避するために釣りしてるんじゃないのか、
何のために釣りをしているのか聞いてみたい・・・

などと考えながら、心の中で日野美歌「氷雨」を口ずさみながら
アタリひとつなく店仕舞いするのだった。魚は結構いたが、僕の
釣りではよう釣りませんでした。むかしまっこう さるまっこう。
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先日の高知新聞・県議会における文化環境部 部長さんの答弁によると、
『高知県鳥で希少種であるヤイロチョウが指定候補種へ挙げられなかった』
理由について、
○生息域保全の為に保全地区を確保する必要があるが、地元地権者との
折衝の問題もあり、現状具体的な保全施策が行いにくい状況であるため、
今回は対象外とした(※鳥類は全て対象外)。
という意の記載であった。

詳細については後日県議会のHPで検索可能になると思われる。

つまり、「絶滅危惧種である」ということが即「指定候補種」ということには
必ずしも繋がらないということが示されたわけだ。

「アカメが高知県絶滅危惧1A類だから指定候補種になったのだ」
という意見については、若干短絡に過ぎるという気味である。

しかしながら、状況としてはそのように捉えざるを得ないかのような
公的立場の人間の発言もあったわけであり、一概にそれが完全に的外れ
とは言えないだろう。少なくとも、鳥類の候補種選びに携わった部会よりは
安直な結論へ達していた感はするのである。

県鳥ヤイロチョウで研究者側の総意として非常に現場及び事務方の
事情を考慮した結論へ落ち着いたのに対し、
高知県の汽水域の固有種であるアカメに関しては些か安直かつ
不合理な結論が導き出された。

ここでヤイロチョウとアカメが検討された経緯を、理の天秤にかけた
ならば、やはりヤイロチョウに関する決断へ重きが置かれるであろう
と考える。

決めてしまえば以降、その流れに沿って全てが流れていくのである。
後世においてその是非が問われる時には、決める前の正当性というのが
最重要視されるのが常だ。

そういう意味で僕も今一度謙虚になって、詭道を採らず回り道をしながら
でも地道によりよい方策を模索していこうと思う。
一昨日は四万十市へ。
小津賀がサニーマート中心に郊外型店舗の集積が進んでいて、
いろんな意味で地元への利便性がよくなったみたい。

チーム・サブマリンの皆さんにお話を伺う。

「これからについてどうしたほうがいいか」について。

【1】行政と学者さんとの自発的連携
【2】ムリはしない。アマチュアの領域を超える活動をまず課して
しまうと、人がついてこない。


【1】については、これからもうちょっと話を煮詰めて後、例えば
高知大の木下先生へ連絡を取って、専門家としての意見、見解を直接伺う・・・
というようなことである。
アカメだけでなく、Lates属に関しての蓄積データの編纂は日本で随一なのだから、
生兵法と憶測で時間を潰すよりもまず聞いてみて、データの蓄積に
ついてダメなところはダメ、マシなところはマシという取捨選択の
基準を明らかにしてもらうことが重要である。
まあ、全部ダメかもしれんけどね。聞いてみにゃわからん。

僕は人と会って話を調整するのが苦ではないので、謙虚な気持ちで
臨みたい。

どちらかというと、“釣り人サイド”喫緊の問題としては【2】である。

「アカメ・ミーティング」。
盛況のように終わったが、一般参加者は不完全燃焼の感を拭えなかった
ようなのである。
長野さんや僕、主催者側は当然成功して達成感もあったわけですが、
受け手の側としては必ずしもそうではなかった。
まあ、考えてみれば主催者側は自分のいいたいことを主導権を持って
伝えたので、そりゃ充実感はあったわけだ。
また、話の落しどころとしても、あの時点では結構よかったと考える。

ところが、今現在は若干事情が違ってきており、とりあえずアカメの選定に
関しては保留状態が明らかになっている。
そこで対行政・学者さん向けのアピールとして釣獲データの任意提出等が
挙げられもしているが、それに対しての根源的疑問が呈された。

「僕らは釣り人やないがかえ?」

・・・釣り人は釣り人らしゅうしたらいかんがやろうか?
ムツカシイ言葉をつこうて、学者の先生とツノつき合わせて喧嘩せにゃ
いかんがやろうか。ぼくらぁはたまに出会うアカメに対してきちんと
接したいだけながやけんど、それじゃあいかんがやろうか?

はしょっていうと、上のような内容である。

僕個人はそれでも十分だと考えますが、それが十分か十分でないかは
諮らないと分からない。憶測で決まる性質の事項ではない。

そして
【3】また会合はやる。
内容は“・・・釣り人は釣り人らしゅうしたらいかんがやろうか?”という、
当に『釣りの行方』らしいものにしたい。
データ云々に関しては専門の先生に聞くとして、釣り人のエゴはどこまで
世の中へ通用するのか。
アカメ釣り人の心掛けるリリースとは。道具とは。フィールドとは。

前回アカメ・ミーティングが行われた後に、皆が「もっと話したかったこと」

それを忌憚なく吐き出してみれば、また釣り人なりの独自の何かも
見えてくるかもしれない。
全釣り協さんのHPを見たら、タイトルの事項について
記載されていましたので、まずは覚書まで。

今度の3月5日、四万十へ行って話し合いをしてきますが、
これについても若干の関わりがあります。
高知県には全釣り協のメンバーがいないので、アカメ釣りに
対して取り組んでいる地元釣り団体に諮る必要ありとのこと。

改めまして、このような決議を行って頂いた
全釣り協の皆様方に感謝の念を顕すものであります。
どうもありがとうございます!


・・・今日はギターウルフのライヴがあるので、それに
専念してきます・・・
現在 手持ちのカードの確認とカードが増やせるかどうかを諸所調整中です。
ワンペア ツーペア スリーカード、はたまたフラッシュ ストレート。

勝ち負けではなく、アカメを取り巻く関係者全てにとって理と利が伴う
「役」作りです。
プロフィール
HN:
ぴ~2
性別:
男性
自己紹介:
↑小川健太郎が
我が家の家紋にと。
忙しそうだが
元気でやってるのかしら。


高知県在住の
チンケな釣り人です。
別名 細川裕史とかや。


一般には、《外見》に
惑わされないように
しなければなりません。
あるオブジェを選ぶというのは、
たいへんむずかしい。
半月後にそれを
好きなままでいるか、
それとも嫌いになっているか
わかりませんからね。
美的な感動を何にも
受けないような無関心の境地に
達しなければいけません。
レディ・メイドの選択は常に
視覚的な無関心、
そしてそれと同時に好悪を
問わずあらゆる趣味の欠如に
基づいています。

マルセル・デュシャン
「デュシャンは語る」より
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